慢性疲労症候群(CFS)入門

医薬品・サプリメントのすべての使用をモニタリングする

市販薬と処方薬

睡眠困難、認知的問題、疼痛、そして他のCFSの症状に多くの市販薬と処方薬が使われている。

多くのCFS患者が薬、特に鎮静薬に敏感である。治療的有用性はしばしば標準用量より少ない薬の量で達成できるので、医師は投薬を始めるとき、試しに決まった推奨用量のごくわずかを処方してみる。そして徐々に必要に応じて耐えられるだけ増やしていく。すべての薬に、新たな症状を引き起こしたり、症状を悪化させたりするなど、副作用を起こすこと可能性があるため、定期的に処方薬と市販薬、栄養補助食品などすべてをモニタリングすることが重要である。

一部の薬は多数の器官と多くの症状に影響を及ぼす。例えば、三環系抗鬱薬は気分を良くするだけでなく、睡眠を改善するのと疼痛を軽減するのを手伝う。このような薬の処方によって、より少ない薬の投与で、最小限の副作用で多くの症状に対処することができる。

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栄養補助食品とハーブ系サプリメント

ビタミン剤、栄養補助食品、ハーブ系サプリメントはCFS患者に頻繁に使用される。栄養補助食品とビタミン剤の臨床試験はほとんど実施されていない。これらの商品は規制を受けておらず、薬効と副作用に関する情報はしばしば不明である。しかしながら、多くのCFS患者が使用後の症状緩和を報告する。そのために、医療専門家と患者は栄養補助食品とハーブ系サプリメントの導入の際にはその安全性、効力、処方薬と治療に否定的な相互作用を判断するために話し合う必要がある。

栄養補助食品が良い食事と適切な栄養摂取の代わりになり得ないので、バランスのとれた食事を取ることが奨励される。CFS患者はある特定の補助剤を摂取するのは避けるべきで、摂取は危険である。一部のCFS患者は、様々な食品や化学物質に過敏であり、その摂取は避けるべきである。もし過敏なものがあれば、過敏症を起こしそうな製品も避けるべきである。

患者は可能性のあるどんな治療についても医師と話し合うべきである。インターネット上で販売を促進された、CFSの治癒や治療をうたった多くは立証されておらず、危険でもある。

参考文献
Centers for Disease Control and Prevention:Chronic Fatigue Syndrome (CFS)



  その他

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